第76回エリア杯+を観戦して思うこと/TOP16使用ブキ一覧

スプラトゥーン3
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2022年10月1日(土)スプラトゥーン3初めてのエリア杯+(第76回)が開催された。優勝は「こいんらんどりー」チームだった。おめでとう。

また、大会終了後に公開された上位16チームの使用ブキ一覧も話題になった。

任天堂はかつてスプラトゥーン2の更新(アップデート)内容の説明の中でウデマエの高いプレイヤー同士の対戦データを参考にすると公言していた。

この大会から今の環境や今後のアップデートについて考えをまとめていきたい。

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スプラトゥーン3の勢いを感じる大会

エリア杯+はスプラトゥーンの中でも歴史のある大会で、今回が76回目の開催となる。早い段階からから有名プレイヤー、上位プレイヤーが集まる大会として人気があったと記憶している。

確認できただけでも3年前にはすでにスタートしていて、128チームが参加申請と最近のエリア杯+では見ないほどの参加チームが多く、スプラトゥーン3の盛り上がりを感じた。

参考:第77回エリア杯+紹介ページ(イカナカマ)

エリア杯+ #77 | スプラトゥーン3の大会/イベント詳細情報 (ikanakama.ink)

※歴代優勝チーム、メンバー、参加チーム数が確認できます。

優勝チーム「こいんらんどりー」

メンバーは以下の4名。主な使用ブキも下記の通りだ。

  • ぴよ選手(洗濯機)
  • Lapis選手(洗濯機)
  • のあつむり選手(わかば)
  • べるりぃ選手(リッター)

準優勝は「TANK」チーム。

  • つきこ(わかば)
  • カメたん(スシ)
  • りく(リッター)
  • くりち(ローラー)

Top16ブキ+SP編成リスト

エリア杯+では上位入賞チームの使用ブキを公表することが多い。

界隈のトッププレイヤーが参加することが多いので現環境の強いブキを測る指標の一つとなっている。

今回は特にスプラトゥーン3発売後初の大会だったので特に注目された。

使用率が高かったブキは下記の通り。

洗濯機25(最多)

リッター13

わかば12

スシ6

ヴァリアブル5

多くのプレイヤーがバンカラマッチをしていてやっかいだと感じるブキが多いのではないだろうか。

また、反対に使用率が著しく低いブキやブキ種も存在する。

傘0

ワイパー0

筆1

スピナー2

エリア限定の大会なので、使用率の低いブキが一概に現環境で弱いとは言い切れないが、一部のブキ種はルール、ステージ、ウデマエを問わずに見かけることがほとんどないため、今後のアップデートでの調整が待たれる。

アップデートではウデマエの高いプレイヤー同士のデータを参考にする

エリア杯が注目されるのはうまいプレイヤーが集まり、レベルの高い試合が観れて単純に面白いからだけではない。

特に上位プレイヤー程配信をチェックしたり上位チームや良いプレイヤーのことを研究していると感じる。そして、(特にエリアにおける)現環境を測る一つの指標ととらえているように思う。

しかしウデマエによらず、多くのプレイヤーがエリア杯の上位層やトッププレイヤー、ブキの使用率に注目するのは別の理由もある。

スプラトゥーン2では2020年4月22日に行われたVer.5.2.0において、下記の通りトッププレイヤーの試合データも考慮してブキの性能調整(特に性能を下げる調整)を行うと明言している。

調整には様々な統計データを参考にしていますが、特に、性能を下げる調整では、ウデマエが高いプレイヤー同士の試合のデータに注目しています。

【スプラトゥーン2】Ver.5.4.0以前の更新データの内容 (nintendo.co.jp)

具体的にどういったデータをどのように参考にするかは公表されていないが、こういった発表があってからプレイヤーの間で大会でのブキ使用率や環境への注目度が上がり、

その分析をもとに次回のアップデートを予想したりする動きが強まったように感じる。

※引用内のデータはゲーム内の実対戦データのことで、ユーザー主催の大会の結果のことを言っているわけではありません。

初の公式大会であるスタートダッシュ杯までわずかで、かねてから予告されているシーズンアップデートも近々行われるとみられている。今後どういった調整が行われるのか楽しみである。

次回第77回エリア杯

次回のエリア杯は10月15日(土)20:00から予選スタート。

参加申請は14日(金)22:00までとなる。この記事を投稿時点ですでに21チーム申請がある状況だ。

次回から参加枠が増える可能性もあるが、前回は参加できなかったチームも多かったので、参加しようと思っている人は早めに参加申請をしよう。

スプラとトゥーンの大会難しすぎる問題をなんとかしたい

ここからは完全に筆者の個人的な感想や思いなのだが、スプラトゥーンのガチ大会やエンジョイ大会を観戦する立場から何年も楽しんできて思うのだが、スプラトゥーンは要素が多すぎてトップ層のスピードについていけないことが多い。

対人対戦ゲームはみんな多かれ少なかれ読み合い(先までの予測…計算と言ってもいいのだろうか)や脳の反応速度を試すようなものが多いのではないかと思うが、スプラトゥーンはせっかく老若男女問わずさまざまなレベルの人が楽しめるゲームなのでガチ大会観戦のハードルも下げられないだろうか。

こういったブログ記事を作成していても感じるのだが、他の分野と比べて文字情報が一か所にまとまっていることが非常に少ないとも感じる。

それは任天堂のガイドライン的に動画だけが許可されている現状も影響していると思うが…

そこで少し考えてみたのが下記の試合振り返りシートである。

横軸に時間(仮に5秒ごとに区切った)、縦軸にチームや各選手ごとの行動をカテゴライズして置いてい表にしてみるというのはどうだろうか。縦横が逆でもかまわない。

多くの人にとって記録することが難しい映像の連続よりもいつでも振り返れて一か所にまとまっている表形式のデータの方が分かりやすいのではないだろうか。

こういった表にすることで多くの人にとって試合の流れが分かりやすく、観戦が楽しくなるのではないだろうか。

また選手たちにとっても試合を振り返って戦略や戦術を深めていくこと、違う物の見え方をする人と目線を合わせて議論がしやすくなるのではないだろうか。

実際にやってみるとそれぞれの選手の行動をどう評価分類するのかが難しそう(そもそもすべてを俯瞰して把握することは観戦者が可能だろうか?)だが、いつか実際にトライしてみたいと思っている。

でも試合を観戦して人力で表に起こす時間があればスプラトゥーン3したいよな…というジレンマをいつも抱えている。

第76回エリア杯+開催についての投稿はこちら

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